油圧ショベルを操縦する子どもたち

 美浜町の学童保育「松原クラブ」で25日、建設重機の操縦体験が行われ、利用している小学1年生から4年生までの30人が小型油圧ショベルやユニック車(クレーン付きトラック)の操作を楽しんだ。

 町内に美浜支店がある株式会社日邦建設(御坊市)と御坊市の株式会社中村建設の協力で初めて行った。

 児童たちは油圧ショベルの操縦室に乗り込み、日邦建設の橋川洋樹さんに教えてもらいながらレバーを操作して前進したり、アームを伸ばしたりして大喜び。普段は乗ることのない憧れの重機に笑顔があふれていた。

 ユニック車では、吊り下げた荷物の移動に挑戦。初体験の東星那さん(松原小1年)は「楽しかった! また乗りたい」と話していた。

 中村建設の橋川沙織代表取締役は「少しでも興味を持ってもらって、将来建設業を目指してくれるとうれしいですね」と話していた。