波打ち際で水遊びを楽しむ海水浴客

 日高町の産湯海水浴場が13日に海開き、早くも大阪などからの海水浴客が水遊びを楽しんだ。

 初日は平日とあって人出は少なかったが、午前中に数人が浜辺で水をかけ合うなど夏を満喫していた。

 貝塚市から家族4人で訪れた会社員西鍵将仁さん(28)は、「会社の休みを取って、海水浴に来ました。産湯は海がきれいなので、とても気持ちいいです」と話していた。

 この日は海開き式が行われ、行政や観光の関係者ら約20人が出席。産湯八幡神社の若田正孝宮司(68)が神事を行い、シーズン中の安全を祈願した。松本秀司町長は「コロナの影響で今年は3年ぶりの海開き。産湯は遠浅で水質もきれいです。十分楽しんでもらえると思う」とあいさつした。

 同海水浴場は1967年に開設。浜辺は約1㌔にわたり、白砂で遠浅。例年、京阪神などから2万人以上が訪れてにぎわう。今夏の開設期間は8月21日まで。