デザート感覚で食べられます

 老舗の天田屋と大阪府和泉市にある株式会社 呑むら家が、コラボ商品「みそろまーじゅ」を作りました。

 呑むら家の三浦さんがお酒の肴の専門店を作りたいと考えており、「お酒に合う発酵食品を使って何かを作りたい!」と、以前から知り合いだった天田屋の中村さんに声かけし、商品化が実現したそうです。商品を作るにあたり、味噌に対して三浦さんがこだわったのは、「なめらかさ(口当たりのよさ)」「麹の甘みや大豆のうまみを損なわない」「調理のしやすさ」「塩分を抑えたい」――。その要望に応えるため、天田屋の工場長・塩路さんは味噌の状態を毎日見て確認したり、なめらかにするためにいろんな方法を試すなど、半年以上かけて納得のいく味噌を作ったと言います。

 今回登場した「みそろまーじゅ」は、発酵食品にあまり馴染みのない若い世代に打ち出した商品。白味噌とクリームチーズ、ドライフルーツを合わせた商品で、デザート感覚で食べられます。白味噌のコクとチーズのまろやかさ、ドライフルーツの酸味がちょうどよいバランスなので、お互いが主張しすぎることなく、一種のスイーツのような風味に仕上がっています。アルコールは入っていないため、小さなお子さんにもオススメです。そのまま食べるのはもちろん、クラッカーやパンに乗せて食べてもOK! いちじくとクランベリーの2種類があり、価格は65g518円。呑むら家のキッチンカーやECサイト(準備中)、天田屋の店頭などで販売中。

 「食生活の変化などで、味噌などの発酵食品離れがどんどん進んでいます。この商品をきっかけに、発酵食品のよさを知っていただけたらと思います。発酵食品を広めていくために、新商品の開発などを予定しておりますので、今後もぜひご注目ください!」とPR。