ポスターを手に来場を呼びかける和田委員長

 一般社団法人御坊青年会議所(JC、小林久起理事長)の第46回七夕まつりは、7日午後2時から御坊市薗の小竹八幡神社で開催される。例年通り笹飾りを受け付けるほか、3年ぶりに子どもたちが楽しめる催しを企画している。

 地域の子どもたちや老人ホームなどで短冊が付けられた笹飾りを受け付け、笹はらい式を実施している七夕まつり。例年はダンスや合唱などのステージとさまざまな催しで多くの子どもたちが集まっていたが、コロナ禍となったおととし、昨年は笹飾りの受け付けのみを行ってきた。今年は、平穏な日常を感じ、地域により大きな笑顔が戻るきっかけにしようと、イベントを再開させることにした。

 当日は、午後2時から笹飾りの受け付けと竹細工の水鉄砲作りやバルーンアート体験がスタート。3時にはみなべ町を除く日高地方6市町と日高振興局のPRブースがオープンし、きいちゃんなどご当地キャラクターが登場する。ふれあい動物村もやってきて、ミニチュアホースの乗馬や小動物とのふれあいも楽しめる。6時半からは絵本の読み聞かせ、7時から御坊少年少女合唱団のステージがあり、笹飾りの願い成就を祈る笹はらい式は7時半から行われる。

 駐車場は国道42号沿いきのくに信用金庫御坊南支店北のジャスコ跡地に用意。小竹八幡神社前の道路は午後1時から8時半まで歩行者天国となる。

 七夕まつりの運営を担当する地域共創委員会の和田俊哉委員長は、「コロナで楽しいイベントが少なかったと思うので、体験メニューを思い切り楽しんでほしい。願いを込めた笹を持って遊びに来てください」と話している。