新型コロナの落ち着きや夏の到来で酒を飲む機会が増え、飲酒運転の増加が懸念される中、御坊署と県警本部交通指導課が、御坊市塩屋町北塩屋の国道425号、美浜町和田の県道御坊由良線で検問を実施。御坊市での検問を取材した。報道対応してくれた津田陽三署長は「飲酒運転は人命を奪いかねない危険な行為、犯罪。根絶を図っていかなければならず、引き続き時間や場所を問わず取り締まっていく」。御坊署管内の飲酒運転による事故、検挙は今年に入って増加傾向で、今後も場所や時間帯を問わずゲリラ的に行い、飲酒運転の取り締まりを強化していくという。

 皆さんもご存じだろうが、飲酒運転は運転者だけでなく、道路交通法で周辺者も罰せられる。周辺者とは運転手に酒類、車を提供した人や飲酒運転の車に同乗した人で、県警ホームページでみると飲酒運転の罰則は、酒酔いの場合5年以下の懲役か100万円以下の罰金、酒気帯びの場合3年以下の懲役か50万円以下の罰金、車両を提供した人は運転者が酒酔いの場合5年以下の懲役か100万円以下の罰金、酒気帯びの場合3年以下の懲役か50万円以下の罰金、酒類を提供した人・同乗した人は運転者が酒酔いの場合3年以下の懲役か50万円以下の罰金、酒気帯びの場合2年以下の懲役か30万円以下の罰金。飲酒運転で検挙されたり、事故を起こしたりすれば、罰則や行政処分以外にも社会的制裁で職、民事責任でお金、社会的信用、家族を失い、精神的苦痛が待っているとしている。まさに人生パー。飲酒運転をしてからでは遅く、県警が言うように、一人で車を運転しているのではなく、たくさんの大切なものが乗っていることを自覚し、忘れてはならない。(笑)