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印南出身の医師藤原さんが「コロナ禍のメッセージ」出版

現代社会に警鐘を鳴らす一冊

 印南町出身、神戸市在住の医師、藤原大美(ひろみ)さん(77)が、医師の立場からコロナ禍の社会を見た文明論「コロナ禍のメッセージ―文明の驕りが招く地球と人類の危機」を文芸社から出版した。

 藤原さんは日高高校から大阪大学医学部に進学、1969年に卒業。大阪大学病院等での研修、アメリカ国立がん研究所への留学等を経て医療法人大織会大織診療所所長、現在は名誉院長を務める。これまでにも「身近な病気がよくわかる本」等医学関係の著書があり、昨年は俳句と随筆集を自費出版した。

 今回の著書は、新型コロナ感染症だけでなく次々に出現する新興感染症、地球温暖化、環境汚染、食糧危機、高齢社会など現代社会の問題に医師の視点からメスを入れ、「このままでは地球も人類も立ち行かなくなる」と警鐘。新たな時代へと転換するための解決策を提言している。序文で、藤原さんは「世の中は新型コロナウイルスに翻弄されていますが、冷静に最近の世の中を振り返ってみますと、人間社会にはコロナ禍以前から既に諸々の暗い闇が忍び寄っていたことに改めて気付かされます。皮肉なことに、コロナ禍は自然界と人間界における変貌をクローズアップしてくれたように思われます」と述べている。

 四六判、190㌻。定価は1320円(税込み)。インターネットでも取り扱われている。

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