今年も半分が終わった。2020年1月から始まったコロナも3年目となり、依然として終息の兆しは見えないが、全国各地でイベントが再開されるなど、「Withコロナ」の新しい社会が形成され始めている。そんな上半期だが、大きなニュースといえば、やはりロシアのウクライナ侵攻。2月の侵攻からすでに4カ月経過し、現在もなお続いている。それに伴い物価高など世界経済にも大きな影響がでている。

 そんな中、日高地方ではどんな出来事が注目されたのか、本紙HPの記事アクセスランキングで振り返る。第1位は「印南のミニトマト 中居くんのラジオでバズる(5月19日投稿)」。元SMAPの中居正広さんが自身のラジオで、印南町の特産ミニトマト「優糖星(ゆうとうせい)」を絶賛。SNSで話題になり、楽天市場での売り上げが3倍に増えたことを報じた記事。有名芸能人の名前が記事に載ったことで、多くの注目が集まり、2位に大差をつけてトップとなった。

 2位は「和歌山太陽誘電が工場増設へ(1月24日投稿)」。日高地方有数企業の生産体制の拡充にアクセスが集まった。3位は「踏切内で高齢者を救出 日高高の岡本君に感謝状(2月5日投稿)」。御坊署が生徒に感謝状を送ったことを報じた記事で、生徒の勇気ある行動に多くの関心が集まった。

 このほかは「印南のかえるの港がグランドオープン」や「日高港工業団地 バイオマス発電所25年9月運転開始」など。ここ2年に比べてコロナに関する記事は少なくなり、比較的明るいニュースが多くなってきたのが特徴だ。下半期もさまざまなイベントが予定されており、「Withコロナ」の日高地方の記事が上位に入ることを期待したい。(城)