優勝の日高ドリームガールズメンバー

 県学童野球女子選手権大会の決勝が25日、新宮市のくろしおスタジアムで行われ、日高地方の女子児童で結成する日高ドリームガールズが和歌山市の和歌山シティスターズを13―1で下して4年ぶり2回目の優勝を決めた。

 大会は19日に開幕。県内の7チーム(棄権1チーム含む)がトーナメントで争った。日高ガールズは初戦のTNエンジェルズ(田辺)に9―0で完封勝ち。決勝は昨年優勝チームの和歌山シティスターズと対戦した。

 日高ドリームガールズは初回、無死満塁の好機に木下の二塁へのゴロが相手の失策を誘って2点を先制。さらに2点を追加し、初回に4点を奪った。2、3回にも1点ずつを加え、4回には中本、木下の適時打などで4点を入れた。最終の5回にはダメ押しの3点を追加。守っても木下、岩橋の継投で相手打線を5回の1点だけに抑えて大勝した。

 野尻直克監督は「昨年の3人の6年生が後輩たちを育ててくれた。日高地方の指導者や保護者らの協力も大きい。選手たちはよく頑張った」と周囲のサポートに感謝しながら選手をたたえた。

 メンバーは次の皆さん。

 西瀬甲平(責任者)、野尻直克(監督)、小川貴(コーチ)、高橋大和(同)、山本しえり(同)、井藤優子(スコアラー)、中本美咲、竹山愛瑠、津村真未、山西海波、外川結愛、中西ののか、木下青葉、柴田愛音、岩橋花歩、井藤緩菜、北岡咲愛、山村芽以、西山晴菜、井戸咲良