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大賀ハス保存会が種発見70周年の記念誌発刊

大賀池の保全活動を写真で紹介

 和歌山大賀ハス保存会(阪本尚生会長)は、大賀蓮発見70周年記念誌「蓮の実」を発刊した。

 大賀ハスは1951年に千葉市で2000年前の地層から種が発掘され、翌52年、植物学博士の故大賀一郎氏が開花に成功。62年に美浜町三尾の池に移植、65年に同会が発足した。

 昨年はパネル展や講演会など、発見70周年事業を展開。その一環として、冊子を制作した。口絵には第1回観蓮会や大賀博士顕彰碑除幕式の写真を掲載。蓮根を荒らすイノシシの害や土壌の強酸化への対策、回復へ向かう様子などを写真で紹介し、三尾地内にNPO日の岬・アメリカ村が新大賀池を造成したことなども報告している。

 このほか記念講演会の内容として、発掘の地である千葉市での大賀ハスを生かした取り組みを紹介。全国で「大賀ハスもどき」が増えていることを憂えた元東京都職員の故古幡光男氏による真正大賀ハス研究の紹介など、充実した内容となっている。

 300部発行。美浜町立図書館、御坊市立図書館、県立図書館にも寄贈する予定。希望する人は、美浜町中央公民館℡0738-22-7309に申し込めば無料で配布する。

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