日高川町、和佐小学校(山本広美校長)の2、3年生は8日、社会見学で町内の事業所を訪問。役場本庁では久留米啓史町長にインタビューした。

 2年生6人、3年生10人が役場の町長室を訪問。事前に考えた10個の質問を久留米町長に投げかけた。役場が開いている時間や建物ができた時期、何人が働いているか、町長や職員がどんな仕事をしているかなどのほか、なぜ町長になったか、日高川の好きなところなど町長自身のことも質問。「一番大変な仕事はなんですか」との問いに久留米町長は「日高川町は17年前に合併したとき、人口が約1万1000人でしたが、今は約9500人と2000人ぐらい減りました。みんなのような子どもを増やすことが大変な仕事です」と答えた。質問のあとは久留米町長から児童にお願いとして、町が行っているゼロカーボンシティ宣言や海洋プラスチック問題について説明し、「プラスチックごみはきちんと収集するごみに出して捨ててください」と呼びかけた。

 最後は大きな執務机のいすに順番に座って記念撮影。議場も見学し、川辺公民館では公民館や図書室などの仕事についても質問した。

町長の席に座って記念撮影(2年生)