説明会に出席する各陣営(右側)

 今年7月25日の任期満了に伴う参議院議員選挙の和歌山選挙区(改選定数1)立候補予定者説明会が27日、県庁で開かれ、現職、新人合わせて7陣営が出席、日高地方からも新人の2陣営が顔を見せた。

 立候補を予定しているのは自民党現職の鶴保庸介氏(55)=4期=、NHK党新人の遠西愛美氏(37)、共産党新人の前久氏(65)、参政党新人の加藤充也氏(57)。国民民主党の陣営も出席したが、候補者は未定。日高地方からは新党くにもり新人の谷口尚大(たかひろ)氏(42)=印南町美里=と日高川町の無所属新人男性(61)が出席。谷口氏はこの日、新党くにもりから党の参院選候補者として発表されており、本人も近く和歌山で正式表明する。無所属新人男性は「出馬へ向けて勉強中。今回は見送り次期参院選での立候補になる可能性が高い」としている。

 説明会では県選挙管理委員会の小浜孝夫委員長があいさつし、政見放送や選挙運動にかかる規定違反行為などの説明があった。