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御坊の薗自治連が特殊詐欺啓発看板を設置

薗交番所西側フェンスに取り付けた看板

 振り込め詐欺など特殊詐欺被害件数が全国、県内ともに4年ぶりに増加したことを受け、御坊市薗自治連合会の自主防犯隊(酒本和彦隊長)は啓発看板を製作。薗交番所西側フェンスに設置した。

 警察庁によると、昨年の全国の被害件数は1万4461件で、前年より7%の増加。被害額は7年連続で減少したが、278億円1000万円にも及んだ。手口は、医療費などの還付が受けられるとだます「還付金詐欺」が4001件と最も多く、次いで息子などを装う「オレオレ詐欺」が3077件などとなっている。コロナ禍で医療費や健康保健に関する詐欺も増えているという。

 県内の状況をみると、認知件数は59件で前年比27件増。被害額は9065万5245円で、前年比6718万2922円の減少となった。内訳は還付金詐欺28件(2247万5105円)、次いで架空料金請求(3290万9140円)の22件。日高地方でも美浜町、日高町、由良町で各1件の被害が確認された。

 薗自治連合会はコロナ禍で、出前講座などの学習会が開けない中、アクリル製の啓発看板(縦90㌢、横約180㌢)2枚を製作した。薗交番所と連携をとりながら同所のフェンスに取り付けた。県警の特殊詐欺被害防止専用フリーダイヤル「0120―508(これは)―878(わなや)」、手口の例も紹介している。飲酒運転の撲滅、施錠の徹底も掲載し、地域住民に注意を呼びかけている。

 酒本隊長は「『自分たちのまちは自分たちで守ろう』というのが薗自主防犯隊のキャッチフレーズ。誰もが自分は大丈夫と思っていると思いますが、そういう気持ちが被害につながる恐れがあります」と注意を呼びかけている。薗交番所の木村亘秀所長は「自分たちの地域を自分たちで守っていこうと、積極的に取り組んでくれ、とてもありがたい」と話していた。

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