バケツから勢いよく川へ飛び込む稚アユ

 印南町の切目川漁業協同組合(廣原敏弘組合長)は11日、アユ漁解禁に向け、名杭地区から川又地区までの19のポイントで、計1万3000匹のアユを放流した。

 同漁協は先月15日にも17カ所、計2万7000匹を放流したが、周辺の工事の影響などで例年になく川の濁りが見られ、遡上もあまりよくない状況と判断し、2回目の放流を実施。組合員11人が参加し、雨の中、体長10㌢ほどの稚アユを放した。

 切目川のアユ漁は友釣りが6月15日、網が9月1日に解禁される。