今年も29日からゴールデンウイーク(GW)がスタートする。休みは29日から5月1日までの3連休と3日から5日までの3連休。2日と6日に休みをとって10連休にする人もいるだろう。週間天気予報によれば和歌山は、前半は雨もあるが、後半は晴れや曇りとなり、行楽日和となる日もありそうだ。

 そんな連休だが、やはり気になるのが、新型コロナウイルスだ。全国の一日の新規感染者数は10万人を超えた2月上旬をピークに、3月下旬ごろにかけて減少傾向だったが、以降は4、5万人で横ばい状態が続いている。3年目となるコロナ禍のGWも、大きく影響を受けることだろう。

 飲食店情報検索サイト「ぐるなび」が全国の会員1000人を対象に行ったアンケート調査によると、GW中の行動については「自宅で過ごす」が38・3%で昨年に続き1位となった。ただ昨年よりは5ポイント減少しており、一方で2位の外食、3位のショッピングについては2~4ポイント増加。今年も外出を自粛する人が多くなりそうだが、政府が自粛を求めないなどの影響か、昨年よりは外出しようとする人が多くなっている。

 筆者もコロナが始まってからは、遠出しておらず、そろそろどこかに行きたいとは思うが、外出先で感染しそれが会社や地域で広がってしまうことを考えると、やはり今年も自粛しようかと思う。昨年の新規感染者の推移を見ても、GW明けはそれ以前より高い数字となっており、今年はさらに顕著になってしまわないか心配だ。とは言え、まったく家から出ないとうのもリフレッシュにつながらない。近場の観光スポットや自然に触れ合える場を訪れるなどして、地域の魅力の再発見の時間にしてもいいだろう。(城)