プロボウラー総選挙に参加中の安里選手

 公益社団法人日本プロボウリング協会、日本ボウリング場協会が開催している「第1回プロボウラーズ総選挙」に、御坊市の日高東宝ボウル所属の安里秀策(あさと・しゅうさく)選手(30)がエントリー。同ボウリング場では、来場者に安里選手への投票を呼びかけている。

 プロボウラーズ総選挙は、日本ボウリング場協会に加盟しているボウリング場のプロボウラーが対象で、来場者は3ゲームの投球ごとに投票券をもらえ、好きなボウラーに何票でも投票できる。得票結果に応じて、プロボウラーには最高30万円の賞金が贈られる。

 安里選手は競技歴20年。学生時代から国体などで活躍し、全日本ボウリング協会のナショナルチームメンバーとなった。個人でも2019年のNHK杯全日本選手権大会優勝や、アジア選手権大会シングルス戦第3位など活躍。昨年、ナショナルチームメンバーとして初のプロボウラー資格に合格した。沖縄県出身で、17年に妻の実家がある有田市への移住を機に日高東宝ボウルに勤務。スタッフとして電話対応や来客対応もこなし、総選挙には「投票した方も抽選で商品券がもらえるので、たくさんゲームをして投票していただけたらうれしいです。もし賞金がもらえたら、東宝ボウルに還元したいですね」と話している。

 日高東宝ボウルは、「換気もしっかりしているボウリング場はコロナ対策も万全です。これを機にたくさんの方にゲームをしていただき、ぜひ安里選手に投票してください」と呼びかけている。投票期間は6月30日まで。