協定書を手に三浦市長㊧と古矢副支社長

 御坊市と第一生命保険株式会社が14日、地域まちづくりや健康増進の幅広い分野で協力して取り組んでいくための包括連携協定を結んだ。同社が県内の自治体と同様の協定を結ぶのは8番目、日高地方では初。併せて20万円の寄付もあり、同市は健康づくりイベントに活用する。

 この日、和歌山支社の古矢直人副支社長、堀井孝富支社次長、御坊営業オフィスの安藤渉オフィス長、山本みさ子チーフデザイナーが市役所を訪問。協定の締結式と寄付の贈呈式が行われた。

 協定は、高齢者支援、地域まちづくり、健康づくりイベントへの協賛、健康増進など計7項目で連携・協力していく。

 寄付は市が4月16日に御坊総合運動公園で開催する「健康さんぽ」(参加者募集中)で配布するキャップ(帽子)に活用。締結式・贈呈式で安藤オフィス長は「これまでの清掃や健診受診促進の取り組みに加え、協定締結をスタートとし、御坊市の目指すまちづくりの実現に、パートナーシップを発揮して協働していきたい」、古矢副支社長も「支社全体で御坊市の役に立てるよう、例えば観光振興や産品のPRと、何ができるか一緒に考えながら、これを新たなスタートと位置付け、取り組んでいきたい」とあいさつし、三浦市長は感謝したうえで「総合計画の実現へ、連携協定は心強く、さまざまな事業での連携が可能。市民のニーズに応えるために期待できます」と述べた。