4月19日告示、24日投開票の日高町町長選挙と同時で行われる議員補欠選に向けて9日、志賀の会社役員杉浦(旧姓・山田)研太氏(33)が、立候補の意向を表明した。

 補欠選の欠員は議員の死去による1人。今年1月に出馬表明している環境保全団体、アイデアル代表の嶋田奈津子氏(40)=志賀=に次いで2人目で、選挙戦が確実となった。

 杉浦氏は日高中学校、紀央館高校、岐阜経済大学経営学部(現在の岐阜協立大学)を卒業。大学まで野球部に所属していた。

 地元から出馬を望む声があり、「若者の声を行政に反映させたい」と、立候補の決意を固めた。抱負については「若い世代が増えているので、この世代が交流できるコミュニティの場を充実させたい。1人暮らしのお年寄りに対しても見守りの環境づくりを進めていきたい」と話している。

 町長選は3期目を目指す現職松本秀司氏(66)=志賀=のみが立候補を表明、無風状態となっている。