今月発行の春号を手に高垣社長㊧

 御坊市の株式会社中紀バス観光社(高垣太郎代表取締役社長)は、フリーペーパー「道の駅」を発行。県内の魅力などを観光情報として掲載し、広く発信している。

 株式会社RSP道の駅(本社・東京)が統括するフリーペーパーで、同社は和歌山版を担当。春(3月)、夏(6月)、秋(9月)、冬(12月)の年4回、各回3万部を発行する。県内の道の駅35カ所に配布。編集は中紀バス観光社の社員10人で行っている。

 創刊号は昨年12月に発行され、今月は第2号。4月中旬からオープンする日高川町のみやまの里のふじ棚ロード、由良町の道の駅白崎海洋公園、和歌山市の道の駅四季の郷公園のほか、各地の特産を生かしたグルメに、花見のスポットなどを掲載している。A4サイズ、全カラー32㌻。

 高垣社長(57)は「食、イベントなどの観光情報を掲載し、道の駅を訪れた観光客らに地域の魅力を発信し、活性化につなげていきたい。手に取った人に楽しんで見てもらえればと思います」と話している。