御坊市新庁舎建設工事を行っている前田建設・久米設計特定建設工事共同企業体(JV)が、工事現場を囲う仮囲い(フェンス)に、古代から近代まで市の歴史を紹介する看板を設置した。

 国道42号(西)側に大きさ縦1・2㍍、横4・2㍍。国内最古の青銅器が出土した堅田遺跡、有間皇子の有力墓「岩内1号墳」、道成寺創建と宮子姫伝承、中世「湯川氏の活躍と滅亡」、近世「寺内町の繁栄」、近代「日高の産業革命」や御坊駅開通、御坊臨港鉄道営業開始、空襲・水害による被害、御坊市の誕生、関西電力御坊発電所の完成、交通・物流体系と行楽・レクリエーション施設の整備・充実、現在のまちづくりについて写真とともに紹介している。

 同JVは、これまでも250分の1スケールの新庁舎を模型を現庁舎1階に展示。仮囲いでも、デジタルサイネージ(電子看板)での情報発信やみーやちゃん第1回ぬり絵コンテスト入賞作品、ハザードマップの掲示を行っている。