サクラの苗木に土をかぶせる6年生

 日高川町和佐のかわべテニス公園第1駐車場で10日、和佐小学校(山本広美校長)の6年生が桜の植樹を行った。

 同校の学校運営協議会(鳥居勝委員長)が企画し、「ふるさとのことを忘れず、愛着を持つ人に育っていってほしい」と願いが込められ、3年目になる事業。6年生の卒業記念も兼ね、地域と児童がともに行う美化活動として、今年は高さ170㌢ほどに育ったソメイヨシノを3本植えた。

 6年生は運営協議会のメンバー4人に協力してもらいながら、スコップで根に土をかぶせたあと、水やりも行った。

 鳥居委員長は「この桜は皆さんがここで育った証し。きれいに花を咲かせるときには、ここにみんなで集まってほしい」と呼びかけ、6年生の宮本芽依さんは「花が咲くのが楽しみ。いい卒業記念になります」と話していた。

 これで同校児童が植えた桜は11本になり、木の管理は同公園が行っている。