みなべ町晩稲の南部梅林を運営する梅の里観梅協会は、梅林の開園を中止することを決めた。全国的に新型コロナウイルスの感染が急速に拡大してきたことを受けて、安全面を考慮した。

 同協会では当初、今月29日から2月27日まで開園する予定で、ホームページなどでPRしてきた。イベントなどの日程も決まってきていたが、今月に入ってからオミクロン株の感染が県内でも急拡大しており、協会で検討した結果、開園しないことにした。日本一の梅の里を代表する観光資源で、例年は多くの人でにぎわうが、昨年に続いて2年連続での休止となった。