ガッツポーズで活躍を誓う西端選手㊨と雑賀選手

 県バスケットボール協会が主催するU12育成センターの男女各選抜チームに、日高ミニバスケットボールクラブから男子で西端来八駒(こはく、志賀小6年)、女子で雑賀楓歩(かほ、内原小6年)の2選手がメンバー入り。3月に滋賀県で開催予定の大会に出場する。2人とも所属チームの中心プレーヤー。「チームの勝利に貢献したい」と攻守に活躍を誓っている。

 選抜入りに向けては昨年6月の選考を経て男女25人ずつが将来有望な選手を集めてトレーニングする育成センターに参加。昨年中8回の練習会や各種大会でのプレーを基に各15人が選出された。今月16日から合同練習等を行い、3月に開かれる大会「大津カップ」に出場。大会では近畿地方を中心に強豪や選抜チームが熱戦を繰り広げる。

 西端、雑賀両選手とも小学1年から日高でバスケを始め、6年生になった今年度、西端選手は男子の主将、雑賀選手は女子の副主将を務めている。

 西端選手は身長163㌢のオールラウンダーで、抜群のスピードを生かしたドライブが持ち味。テクニックやディフェンスにも定評があり、「もっとアウトサイドのシュートがうまくなりたい」と意欲をみせる。選抜入りに「素直にうれしいです。ディフェンスで激しくプレッシャーをかけ、オフェンスは得点を決めたい。みんな上手なので負けないようにしたい」と大張り切り。「大会では初めての選手やチームとの対戦が楽しみ。声を出して雰囲気よくチームを引っ張り、全勝できるように頑張りたい」と燃えている。

 雑賀選手は身長150㌢のフォワードで、高い決定率を誇るアウトサイドのシュートが武器。昨年12月の県冬季大会でもチームの3位入賞に貢献した。「キレのあるドライブを磨きたい」とやる気をみなぎらせ、選抜入りに「慣れないチームメートとコミュニケーションをとって、試合中はしっかり声を出したい。いろんなことを学んで、日高で生かせるように頑張りたい」と笑顔。「大会では他の県の選手、チームとの対戦が楽しみ。ディフェンスを頑張り、オフェンスでは15点以上。1つでも多く勝ちたい」と抱負を語った。