倒壊したビルなどの写真が並ぶ展示スペース

 阪神・淡路大震災から27年を迎える今月、日高川町防災センターでは、当時の被害状況などを写したパネル写真展が行われている。

 1995年1月17日に兵庫県南部で発生し、神戸市を中心に甚大な被害が発生した地震。パネル展では、倒壊したビルや崩落した高速道路など被災時の写真が展示されているほか、地震の規模を表すマグニチュードの大きさを立方体で表し、阪神・淡路大震災や東日本大震災、今後起こるとされている南海トラフ巨大地震などの大きさを一目で比較できる展示なども行っている。

 防災センターの職員には、阪神・淡路大震災発生直後、被災地で消火や救助に当たった元消防士がおり、希望者には当時の様子などを解説してくれるので、「気軽にお声かけください」と話している。

 パネル展は土日・祝日を除く31日までとなっている。