テープカットで砂入り人工芝コートの完成を祝う

 日高中学校のテニスコートが土のクレーコートから砂入りの人工芝に張り替えられ、7日、現地で落成式が行われた。

 砂入りの人工芝コートは大会で主流として使用され、ボールのイレギュラーが少ないことやプレーヤーの足への負担が軽減されるなどのメリットがある。

 2016年にテニス関係者から1517人分の署名を添えて人工芝整備の要望があったほか、議会の一般質問でも取り上げられていた。

 工事は昨年10月にスタート。4面あった同校のクレーコートのうち、2面分となる1460・36平方㍍を人工芝にした。事業費は約3200万円。施工は志賀の株式会社稲垣工務店(稲垣武夫代表取締役)。

 落成式には同校のテニス部員33人も出席し、松本秀司町長が「待望の人工芝の張り替えが完成しました。中学生の皆さんはより一層練習に励み、大会で良い成績が収められるように頑張ってください」とあいさつした。

 松本町長、辻村昌宏町議会議長、森順教育長、柴田耕治校長の4人でテープカット。松本町長、辻村議長が始球式を行い、新しくなったコートでサーブを放って完成を祝った。

 テニス部男子の清水瑛亮主将(2年)は「とてもきれいで使いやすそう。人工芝のコートで思い切って練習に打ち込めます」と話していた。

 テニスコートは一般にも開放。平日は午前9時から正午、土日と長期休暇中(夏休み等)は学校の部活動と重複しない範囲で午前8時から午後9時半まで使用できる。
 詳細は教育委員会℡0738(63)3812。