由良町と印南町の小中学校で7日、周辺市町よりひと足早く始業式が行われ、1年まとめの3学期がスタートした。

 由良小学校(児童数126人)では、児童たちが宿題の提出や校内の掃除のあと、体育館に集まった。マスク着用、消毒、換気など感染対策を徹底して行い、最初に校歌の録音を聞いた後、大江基博校長があいさつ。新しい年を迎えるに当たり同校の目標である「優しく」「かしこく」「たくましく」を挙げ、「たくましく」では、「2年ほど前から新型コロナがはやっており、今はオミクロン株も出てきています。普段から消毒、手洗い、マスクをしっかりして予防しましょう」と呼びかけた。

 2町を除く日高地方の市町の小中学校は11日に実施。県立の日高附属中や高校も11日となっている。6日に13人の新規感染者が確認されるなど、感染拡大が心配されているが、県教委によると現時点では予定通り実施する方向としている。