1号車両認定式で左から北川所長、山崎所長、西森久貴さん、巧真君、大翔君、恭子さん、久留米町長

 今月18日からフルインター化で紀南方面のアクセスも可能になった御坊湯浅道路川辺インターチェンジの料金所駐車場で25日、1号車両認定式が行われ、白浜方面入り口を最初に走行した西森久貴さん(45)=日高町志賀=に認定証が贈られた。

 18日午前6時に阪和自動車道・湯浅御坊道路有田―印南IC間(延長30㌔)で4車線が開通するのと同時に、川辺ICの紀南方面出入り口も開通した。川辺IC1号車両認定式には、久留米啓史日高川町長、NEXCO西日本関西支社和歌山高速道路事務所の山崎好則所長、同支社和歌山工事事務所の北川誠所長が出席。同入り口に一番乗りした西森さんは妻の恭子(ちかこ)さん(44)、大翔(たいき)君(志賀小5年)、巧真君(同2年)の4人で訪れ、西森さんには山崎所長から認定証が授与され、久留米町長から花束とミカンなどの特産品、北川所長から記念品が贈られた。

 西森さんは開通した18日、家族4人でみなべ町にある親戚の家に向かうところ、「せっかく開通するので利用してみよう」と、午前6時前に川辺ICに到着。「一番だと思わなかったのでびっくりしました。みなべ方面への最寄りインターになりますし、4車線化で渋滞もなく、便利で快適になりました」と話していた。

 川辺ICはこれまで、和歌山方面のみの出入り口として機能してきたが、白浜方面への乗り入れ、白浜方面からの流出が可能となった。乗り口は、ゲート通過後2方向に分岐しており、和歌山方面行きが左側、白浜方面行きが右側で、進行方向とは逆になっている。流出時は、ゲート直前で和歌山方面行きからの車線に白浜方面行きからの車線が合流するのでいずれも走行時は注意が必要となっている。