今年も残すところあと数日となった。昨年よりはコロナの影響は少なくなったが、まだまだオミクロン株など、コロナのニュースは絶えない状況となっている。そんな一年だったが、日高地方ではどんな出来事があったのか。日高新報ホームページの記事アクセス数ランキングで振り返ってみる。

 まず3位は「御坊の旭化成和歌山工場 来年10月で閉鎖へ」(5月13日掲載)。1920年に南海紙業として設立され100年以上の歴史ある同工場の閉鎖に、多くの注目が集まった。2位は「びっくり!青いムカデ発見」(10月1日掲載)。印南町の山間部、真妻地区で光沢ある青色のムカデが現れたことを報じた記事。SNSなどで話題となりアクセス急増。本紙のスマホアプリで見ることができる動画の再生数も急上昇した。

 1位は「年末ジャンボ 御坊ウエイセンターから1等前後賞10億円」(1月20日)。美浜町田井にある「御坊ウエイチャンスセンター」から1等前後賞合わせて10億円の当選が飛び出したことを報じた記事。当時は街中でも話題の中心となり、ネット上でも圧倒的なアクセス数で1位となった。

 このほか上位の記事は「県高校バスケ新人大会和歌山南陵が創部1年目で優勝」(1月14日)、「衆院選和歌山3区は現新4人の戦いに」(10月6日)、「ZOZOの前澤氏 御坊市にふるさと納税500万円」(1月6日)などだ。

 ランクインはしなかったが高速有田―印南IC4車線化開通や御坊市で震度5弱の地震など大きなニュースもあった。いずれにしても昨年に比べてコロナ関係の記事は大きく減ってきている。オミクロン株の感染拡大など心配はあるが、このまま終息することを願いたい。 

(城)