絵馬を奉納した火和さん(右から2人目)ら

 「おたきさん」の愛称で知られる印南町印南原の瀧法寺に12日、来年のえとの「寅」にちなんだ特大絵馬が奉納された。


 大阪から印南原に移住し、洋画白玄会に入会している火和正敏さん(72)の4年目の寄贈。縦、横90㌢のサイズで、どっしり構えた虎を描き、松竹梅をあしらって、「開運招福」の文字を書いた。絵馬の工作は地元大工の滝川昌宏さん。

 火和さんは「現在、地球規模で異常な状態なので、せめて印南町は平穏であってほしいと願いを込めました。少しでも地域貢献できればとの思いで描かせてもらいました」。西山宝性住職は「来年こそはコロナが収まり、みんなが幸せになりますように」と話していた。


 奉納には同寺の森弘副総代と同寺奉賛会の谷章資副会長も立ち会った。26日から新しい絵馬に取り換える。