山口署長から大阪国税局長賞の伝達を受ける川端校長

 租税教育の推進に特に功績のあった学校などをたたえる租税教育推進校等表彰で大阪国税局長賞を受賞した日高町の内原小学校(川端浩次校長)に8日、御坊税務署の山口美雪署長から感謝状が伝達された。

 租税教育推進校等表彰は、租税教育推進及び租税教育推進のための基盤整備等について他の模範となる活動を行うなど特に功績があった学校・団体に贈られる。国税庁長官、国税局長、税務署長の3賞があり、今年度の大阪国税局長賞は5校2団体が受賞した。御坊税務署管内(御坊市・日高郡)で小学校が大阪国税局長賞を受けるのは今回が初めて。内原小は長年、租税教育に取り組んでおり、2017年に御坊税務署長賞を受賞。新型コロナの影響を受けた昨年や今年も継続して、役場税務課職員による出前講座や教員の授業などで学習している。

 同校を訪れた山口署長が、租税教育の取り組みをたたえ、川端校長に感謝状とクリスタルトロフィーを伝達。川端校長は「租税教育の出前講座では、町内のことなど身近な税金の話もしてくれるので、子どもたちにとって印象的。将来、税金を納め、暮らしや安全を支える担い手となってくれるよう、今後もしっかり取り組んでいきたい」と話していた。

 租税教育推進校等表彰はこのほか、御坊小学校が御坊税務署長賞を受賞しており、15日に同小で表彰式が行われる。