写真=街頭監視に出ていく白バイ

 御坊署で1日、年末年始の事件抑止や事故防止に向けた特別警戒の開始に合わせ、出発式が行われた。

 「特別警戒」の腕章をつけた制服姿の署員35人が庁舎前にビシッと整列。的場克郎署長が「例年この時期は人、物、金の動きが活発になり、強盗事件の発生、飲酒運転や交通事故の多発に加え、今年は新型コロナの影響による困窮や第5波収束で経済活動の活発化によって犯罪情勢の変化も懸念される。地域住民の安全・安心を確保するため、署を挙げ一体となった『見せる活動』で事件事故防止を図り、『ちょっと確認電話(これはわなや)』を周知する『知らせる活動』で特殊詐欺被害防止も図ってほしい」と訓示した。

 生活安全刑事課の隅田卓也課長が出発を宣言し、号令を合図に一斉乗車。同署幹部に敬礼で見送られながら、白バイを先頭にパトカーがサイレンを鳴らし、街頭監視に出ていった。来月10日までパトロール態勢を強化。事件事故の抑止、防止対策に力を入れる。