写真=梶原さんと児童がドラムと太鼓でセッション

 みなべ町高城小学校(夏見和敏校長)で21日、PTAが主催の「手作りドラムでロックンロール第2弾」が開かれ、1980~90年代の大人気ロックバンド、ザ・ブルーハーツのドラムで現在もドラマーとして活躍する梶原徹也さん(58)が音楽を通して児童と触れ合った。

 昨年に続く第2弾。子どもたちは梅樽のふたの部分をガムテープで張って手作りした太鼓を手に、梶原さんと一緒に演奏。リズムに合わせたり、運動場を走りながらたたくなどして笑顔いっぱい。梶原さんがドラム演奏し、児童が手作り太鼓をたたいて〝セッション〟するなど音楽で世代を超えて心を通わせた。最後には保護者ら有志でライブを披露。PTA会長の楠谷和弘さん(41)がボーカル、田端慶輔さん(42)がベース、武市佳訓さん(40)がギターを担当し、梶原さんのドラムでブルーハーツを再現。「パプリカ」で盛り上がったあと名曲「青空」「TRAIN―TRAIN」を披露し、ブルーハーツ世代の保護者もノリノリだった。楠谷凌央君(6年)は「お父さんがブルーハーツが好きなので、生で聴けてうれしかった。太鼓演奏も楽しかった」と笑顔いっぱいだった。

 梶原さんは学校等を訪問し、児童たちと交流する活動を20年以上続けている。「みんなと楽しめて最高の気分。ぜひ来年も来たい」と話していた。
 22日には藤田小学校と大成中学校も訪れ、児童生徒と交流した。