第49回衆議院総選挙は19日公示され、31日投開票まで12日間の舌戦がスタートする。

 2017年10月の前回選挙から4年ぶり。和歌山3区は自民党現職の二階俊博(82)=御坊市・12回=、共産党新人の畑野良弘(61)=串本町=、ファイナンシャルプランナーの新人根来英樹(52)=田辺市=、新党くにもり代表の新人本間奈々(52)=田辺市=の4氏が立候補を予定。すでに街頭演説や選対会議などで事実上の選挙戦が始まっており、各陣営が新型コロナや経済対策、防災、消費税撤廃などを訴えている。

 公示日は各陣営が地元神社で必勝祈願などを行い、二階氏は有田川、御坊、田辺、串本、那智勝浦、新宮で順次出陣式。畑野、本間の2氏はいずれも田辺市内、根来氏は御坊市内で第一声を放つ。