写真=優勝の日高女子メンバー

 県公立高校(硬式)テニス大会が18日、和歌山市のつつじが丘テニスコートで開かれ、女子団体で日高が格上相手に力を発揮し、8年ぶり2回目の優勝。来年1月5、6日に大阪府で開かれる近畿大会出場権を獲得した。

 公立校6校がトーナメントで競い、日高は初戦で海南、準決勝で和歌山商業、決勝で桐蔭にいずれも3ー2で勝利した。和歌山商業と桐蔭は硬式テニスのランキングで日高より格上で、ジュニアから硬式テニスをしている選手も多い強豪だったが、チーム一丸となって粘り強く戦い、栄冠を手にした。

 日高の選手は中学校時代にソフトテニス経験はあるが、硬式はほとんどが高校から始めた。キャプテンの玉置そらさん(2年)は「優勝できるとは思っていなかったのでうれしいです。みんなが同じような実力で普段から切磋琢磨して練習してきたことが、本番での粘り強さにつながったと思います」と振り返る。近畿に向けては「レベルの高い学校と戦うことで、たくさんのことを学びたいです」と話している。メンバーは次の皆さん。

 畑下彩那、野口楓樺、玉置そら、大江胡桃、谷本桜、﨑野愛美、中原雪乃(以上2年)、松本永遠、夏見紗苗(以上1年)