写真=日高新報をPRする新聞風ポスターを手に宮﨑君

 日高附属中学校の2年生40人は、夏休み期間中などを使って日高地方の14事業所の紹介ポスターを制作した。事業所で聞き取りなどを行い、文字やイラスト、写真で装飾したPRポスター。それぞれの事業所に貼られており、コロナ禍の中、頑張っている事業所を応援している。

 地域の事業所について学ぶ意味も込めて、40人が14のグループに分かれて新聞社や飲食店、小売業などのポスターを制作。6月から取り掛かり、夏休み中も各店舗を訪ねては聞き取りなどを行った。ある程度制作してからは、ポスターを事業主らに見てもらい、何度も話し合って修正、完成させた。

 日高新報社も宮﨑悠太君が制作を担当し、「日高新報社紹介新聞」と題した新聞風のポスターを仕上げた。ポスターはB4サイズで、日高新報社の理念や目標などのほか、「マイしんぶん」や「Smart写真館」など新聞以外の事業も紹介。インタビューした内容をQ&A方式でも掲載している。

 「新聞が好きで興味があったので調べてみたいと思いました。地方紙ならではの地域に密着した内容であることがよくわかり、また新聞以外にもさまざまな取り組みをしていることを知ることができた。取り組みを通じて新聞社により興味を持ちました」と話していた。