写真=梅染めしたハンカチを干す参加者

 日高広域観光振興協議会主催の観光ゼミナールが31日、みなべ町の道の駅みなべうめ振興館で行われ、小中学生31人が梅染めを体験した。

 観光資源を学ぶことを目的とし、日高地方の7市町で順番に開催。今回は今年度の2回目となった。

 講師は地元の梅染め愛好会のメンバーで、白いハンカチを使って梅染めを行った。模様ができるように輪ゴムを使って絞りを行ったあと、梅の皮などを煮詰めて作った染液に漬けて染色した。きれいにピンクに染まったハンカチが出来上がり、輪ゴムで絞りをつけた部分は白い模様がついた。日高町から参加した山本朱都さん(内原小学校4年)と旺実さん(同2年)の姉妹は「満足できるハンカチに仕上がりました」と笑顔で話していた。