2021年度県中学校総合体育大会柔道競技が25、26の両日、県立橋本体育館で行われ、女子57㌔級の北田理侑選手(松洋中3年)が見事優勝を果たし、全国大会出場を決めた。

 地区大会を勝ち抜いた男女それぞれ団体と個人8階級で熱戦を展開した。

 北田選手は初戦、西和の濱渦依子選手を抑え込んで一本勝ち。準決勝は上富田の佐多千紗咲選手に延長戦で背負い投げの技ありで勝利した。決勝は河北の竹原知歌子選手と激突。延長戦にもつれ込み、相手の反則で優勝を決めた。三原史也監督は「しんぼうして粘り強く頑張ってくれた。何度も戦っている相手で、勝つための強い気持ちがあった」とたたえていた。北田選手は「全国大会でも、自分の柔道ができれば」と意気込みを話した。

 日高地方勢ではほかに、個人戦上位2位までが出場できる近畿大会の出場を男子50㌔級の山下櫂選手(印南)、同55㌔級の小籔真大選手(松洋)、女子48㌔級の白水愛咲選手(同)が準優勝で決めた。近畿大会は8月6、7日に兵庫県高砂市総合体育館、全国大会は、8月23~24日に群馬県前橋市のALSOKぐんまアリーナで開かれる。
 個人戦3位には次の皆さんが入賞した。

 男子81㌔級=大川公一(由良)▽男子90㌔級=細谷慧(御坊)▽女子44㌔級=火縄茉莉香(切目)▽女子52㌔級=木村百花(御坊)▽女子70㌔超級=小川真奈美(御坊)