写真=和高専は初回、1死満塁から浅野のスクイズで先制

 第103回全国高校野球選手権和歌山大会は7日目の15日、2回戦3試合が行われ、第2試合で和歌山高専が桐蔭に敗れた。打線は7安打ながら、初回に先制して以降は好機に一本が出ず、初戦突破はならなかった。

桐蔭
0023000139
1000000001
和歌山高専

 和高専は初回、先頭の豊田が一二塁間を破って出塁。四死球などで1死満塁とし、浅野が投前にきっちりスクイズを決めたが、その後は得点を奪えなかった。3回は1死から和田の左翼線二塁打と死球で一、二塁と攻め立てるも三直併殺で好機を逃し、6回も無死から和田、崎山の連打で一、二塁と攻め立てたがまたも三直併殺。7回も2死満塁を攻めきれず8、9回は三者凡退に抑えられた。

 守っては先発のエース蔦尾が4回3分の0を7安打5失点。3回2死二、三塁から逆転打を浴びた。5回の先頭打者に四球を出したところで降板し、2番手の崎山は2死満塁のピンチを招くも踏ん張って、粘り強く3回3分の1を1失点。8回途中から1年生の四橋、鉄羽が3、4番手で力投したが、バックは計5失策と乱れ、最後まで攻撃に流れをつくれなかった。