写真=南部龍神は4回、上村が左前にチーム初安打

 第103回全国高校野球選手権和歌山大会は8日目の16日、2回戦3試合が行われ、第3試合で南部龍神が粉河に敗れた。6失策と守備が乱れ、打線は好機をつくったが、あと一本が出なかった。

粉河
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南部龍神
  (7回コールド)

 南部龍神は2回、敵失と犠打で2死二塁としたが得点できず。4回には1死から1年生の3番上村が左前にチーム初安打を放ったが、後続が断たれた。後がなくなった7回には先頭の上村が一塁線を破る二塁打、2死から代打大向が右前打で一、三塁と好機を広げたが、あと一本が出なかった。

 先発酒井は1点を失ったあと3回途中で降板。引き継いだ2番手松澤は力のあるストレートでピンチを無失点で切り抜けたが、4回以降、失策が失点につながり、リズムに乗れなかった。