写真=森林学習で間伐を体験する児童(2018年11月、和佐小)

 森林や樹木の保護・育成活動に功績があった団体を表彰する県の「緑化功労賞」森林教育・研究部門で、日高川町の紀中森林組合(中家哲組合長)が選ばれた。13日午前11時から県庁で表彰される。

 2011年の第62回全国植樹祭を契機に「和歌山の森林及び樹木を守り育てる条例」を制定し、以降毎年1~3団体を表彰している。

 紀中森林組合は、2016年の合併前から小中学生を対象にした森林体験学習に積極的に取り組み、過去7年間で延べ105校3732人の児童・生徒に森林学習の機会を提供。また県の「企業の森」事業のサポートにも取り組み、現在までに16の企業や団体、約24㌶の森林保全活動の支援を行ってきたことなどが評価された。

 今年度は同組合のほか地域活動部門で加太観光協会(稲野雅則代表)、社会貢献部門でわかやま市民生活協同組合(垣幸代代表)が選ばれた。