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みなべの「ひろみっちょ」 うたう紙芝居が好評

写真=展示作品の前で芦硲さん㊧と久保さん

 みなべ町の芦硲宏仁(ひろみ)さん(47)=埴田=と久保三千代さん(46)=埴田=の主婦2人で3年前に結成し、うたう紙芝居などのボランティア活動をしているデュオ「ひろみっちょ」が、初の作品展を南部公民館で開いている。今月末まで。ピアノ演奏や作詞作曲が得意な芦硲さんと、絵を描くのが好きだった久保さんが、うたう紙芝居という新たなジャンルを確立。「やりたい気持ちがあれば何でもできる」と、作品展を通じてメッセージを送っている。

 2人のデュオ結成は、昨年3月まで3年間、みなべ町地域おこし協力隊員としてみなべ町のPRに活躍した青木友宏さん(30)が2017年春ごろ、梅干しをPRする歌を作りたいと芦硲さんに相談したのがきっかけ。

 芦硲さんが以前に「うめぼしおにぎりの歌」を作詞作曲しており、歌に絵を付けたいと考えていたところ、久保さんがSNSに面白い絵をアップしていたのが目に留まり、スカウト。作品作りを通じて意気投合した。芦硲さんがピアノ演奏でうたい、内容に応じた絵を久保さんが手作りして紙芝居にした「うたう紙芝居」を創作し、「ひろみっちょ」を結成。18年1月、「うめぼしおにぎりの歌」の“デビュー作品”をひっさげ、南部、高城、清川の3公民館を回って披露する「3公民館行脚」でデュオデビューした。その年のUME―1グランプリでもステージで披露した。

 「面白い」と口コミで活動が広がり、いろんなイベントや研修会などに出演依頼がたくさん来るようになった。集まる人に応じて芦硲さんがユニークなオリジナルの歌を作詞作曲し、内容に応じて久保さんが絵を描くというスタイルで、子どもも大人も楽しめる「しりとりロケンロール」、温泉まつりに合わせた「おんせんにいきたいの」など3年間で数えきれないほどの作品を生み出した。昨年3月ごろにはスケジュールがいっぱい埋まるほどになったが、新型コロナの影響ですべて中止となり、今も活動は少ない中、初の作品展を開くことになった。うめぼしおにぎりの歌やカレーパンのうたなど9作品のほか、備長炭やまちをPRする作品、QRコードでユーチューブが視聴できる作品など工夫を凝らしている。

 2人は「いろんな人のつながりで出会い、普通の主婦がこうして『やってみよう』の気持ち一つでこのような活動ができる。私たちにできることは誰にでもできると思うので、何か挑戦してみようという気持ちが少しでも伝わればうれしい」とメッセージ。「コロナが落ち着いたら、ぜひイベント等に声をかけてください」とPRしている。

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