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南高梅着果調査「多い」

 JA、市町、県うめ研究所、日高振興局などでつくる日高果樹技術者協議会は27日、日高地方4市町で行った南高梅の最終着果調査の結果を発表した。全体の着果数は過去10年平均値と比較して「多い(139%)」となった。最終調査で「多い」となるのはここ10年で初めて。収穫・出荷はこれからが本番で、日本一の梅の里みなべ町や印南町では豊作に活気づきそうだ。

 調査は20日から25日にかけて同協議会メンバー21人が分担し、みなべ町100園、印南町15園、御坊市6園、日高川町17園の計138カ所で実施。各園地で平均的な1樹を選定し、直径2㌢ほどの側枝2枝の枝先の着果数を調べた。

 主産地のみなべ町と印南町の100節あたりの着果数は6・9果で、過去10年比140%で「多い」。地域別でみると、岩代・南部地区は9・1果、上南部は6・2果、高城5・6果、清川11・4果といずれも「多い」で、印南町は4・6果で「やや少ない」となった。御坊市は8・1果、中津12・6果でいずれも「多い」、川辺は6・7果で「やや多い」だった。

 果実肥大も順調で、主産地の平均は33・4㍉で過去10年平均比106%。地域別では岩代・南部101%、上南部111%、高城104%、清川101%、印南町106%、御坊市と日高川町の平均も104%と大きくなっている。果実の重さも主産地の平均が21・1㌘で過去10年平均比117%となっている。生育は前年より1~3日遅く、平年より4~6日早い。全体的に良好だが、一部では着果が少ない所もあった。園地によっては雹(ひょう)による被害やかいよう病などもみられた。

 おととし、昨年と2年続けて不作だったが、今年は現時点で豊作となっている。ただ、作柄は今後の気象条件によって変動する。

 日高振興局農業水産振興課では「着果はここ10年の中でも多く、果実肥大もいい。今後もいい気象条件で順調に育ってほしい」と話している。

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