ソフトテニス県シングルス選手権大会兼全日本シングルス選手権大会県予選大会が14日、紀三井寺公園庭球場で開かれ、男子で和歌山北高校の辻浦壱経選手(2年)=印南中出身=、女子できのくに信用金庫の石本久美子選手(24)=和歌山市在住・御坊市出身=が3位入賞。5月15、16日に京都府福知山市で開かれる全日本シングルス選手権大会出場を決めた。

 社会人や大学生、高体連推薦の高校生が出場できる大会で、男子には30人、女子には18人が出場。それぞれ3人ずつの予選リーグ、予選1位による決勝トーナメントを行い、男女6位までが全国出場権を獲得した。

 辻浦選手は予選2試合を4―0、4―2で通過。トーナメント初戦は同じ和歌山北高の選手を4―3、準々決勝は黒潮の選手を4―1で破り、準決勝で粉河KTCの選手に3―4で敗れた。全国大会に向け「今大会での結果を踏まえて、プレーを見直し、より良いパフォーマンスを出したい」と話している。

 石本選手は予選で和歌山信愛高の2選手をいずれも4―2で破り1位通過。トーナメント初戦となる準決勝で和歌山信愛高の選手に2―4で敗れたが、全国出場権を獲得した。「準決勝ではメンタル面も含めて自分の課題がわかった。全国で生かしたい」と話している。