写真=スコップでソメイヨシノの根に土をかぶせる児童

 日高川町、和佐小学校(川口達生校長)の6年生は4日、かわべテニス公園第1駐車場で桜の植樹を行った。

 同校運営協議会の事業で、最初に同会長の鳥居勝さん(76)が「皆さんもこの桜のように元気に大きく育ってほしい。大きくなっても和佐と松瀬のこと忘れないでください。そして大人になったらこの桜の木の前を集まる場所にしてほしい」とあいさつ。

 6年生14人は3班に分かれ、運営協議会のメンバーに手伝ってもらいながら、高さ約2㍍に育ったソメイヨシノの根に土をかぶせ、じょうろを使って水やりをし、添え木をヒモで結んだ。

 浅倉来美さん(12)は「いい感じに植えられて楽しかった。大人になって桜の季節に見に来るのが楽しみです」と話していた。

 今年で2年目の事業。植えた桜は同公園が管理する。