写真=準備はできていますか

 2021年分の確定申告の受け付けが16日からスタートする。御坊税務署は期限内の適正な申告と、新型コロナの感染リスク軽減のため、インターネットを活用した申告書の作成、申告を呼びかけている。今年は混雑を避けるため、確定申告会場への入場に整理券が必要となっている。

 申告、納付期限は今月2日の緊急事態宣言の延長を受け、全国一律で延長し、所得税や復興特別所得税、贈与税、消費税、地方消費税(個人事業者)のいずれも4月15日までとなっている。

 税務署内の申告書作成会場の開設も16日からで、相談受け付け時間は午前9時から午後4時まで。感染対策のため申告会場への入場に整理券が必要で、整理券の配布はコミュニケーションアプリLINEで国税庁を友だち追加し事前発行するか、会場で当日配布となる。配布状況に応じて翌日以降の来場となる場合もある。

 インターネットでの申告書作成は国税庁のホームページ「確定申告書作成コーナー」から、e―Taxでデータ送信するか印刷して郵送すれば、税務署へ行かなくても提出できる。
 御坊税務署は「スマホやパソコンで画面案内に従って入力すれば、税額などが自動計算され簡単で便利です。密を避ける、密をつくらない感染対策のためにもご協力ください」と呼びかけている。