日高町は8日、11日開会の12月議会に提出する11議案を発表した。

 条例関係では、課設置条例の全部改正を提案し、来年度から現在の町長部局6課1室を8課1室に2課増やす。総務政策課をなくし、総務課と企画まちづくり課を新設。現在の総務政策課と産業建設課が行っている業務の一部は企画まちづくり課で対応する。ほか、住民生活課、いきいき長寿課、子育て福祉健康課の3課を新しく設け、住民福祉課と健康推進課は廃止。新設の3課で現在の2課の業務を対応する。

 松本秀司町長は「職員がまちづくりに対する意識をしっかりと持ち、課内の連携が的確にスムーズに取れる体制づくりにしていきたい」と話している。

 一般会計補正予算は2億3494万5000円を追加。主な事業では保健福祉総合センター電気整備改修の設計や工事費等で1億2042万4000円、比井と小浦地区の水門に自家発電装置を取り付ける津波・高潮機器管理対策の測量設計委託料と工事費で5800万円などを盛り込んだ。

 会期は18日までの8日間。一般質問は17日で、次の5議員が登壇する。

 ①榮茂美=子どもたちの学習環境の充実等3件②辻村昌宏=日高町の財政③井垣弥=高齢者支援施策等2件④宮本雅文=財政状況等2件⑤西岡佳奈子=県立高校再編計画等3件