先のみなべ町長選で無投票4選を決めた小谷芳正町長(71)の登庁式が6日、役場で行われ、まず新型コロナ対策に重点を置いて取り組んでいく決意を示した。

 午前8時、自家用車で到着した小谷町長を職員約100人が拍手で出迎えた。正面玄関前では女性職員から花束が贈られ、笑顔を見せた。

 役場会議室では管理職を前に訓示。「無投票当選させていただけたのも、皆さんの日ごろの協力があってこそ」と感謝した。

 最優先課題には新型コロナ対策を挙げ、各分野で感染予防・拡大防止措置を講じながら、地域経済を回すための「みなべ町に合った形のGoToキャンペーンを進めていきたい」と述べた。

 ほかにも、防災対策やスポーツを通じた健康増進等に取り組む方針を示し、「みなべ町に住んでよかったといってもらえるまちにしていきたい。皆さんも健康にだけは十分留意して、町民の幸せのために仕事に励んでもらいたい」と呼びかけた。

写真=花束を贈られ笑顔の小谷町長