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由良町で教育の在り方考える地区懇スタート

 由良町の小学校の統合について住民から意見を聞く町教育委員会主催の地区懇談会が28日、衣奈小学校体育館で開かれ、保護者や地域住民ら22人が参加した。

 昨年7月に実施した教育環境に関するアンケートによると、保護者の73%、地域住民の64%、教職員の60%が統合に肯定的な結果となっている。今年5月、町教委の諮問機関として学校教育環境在り方検討委員会を設置。小学校の統合の是非などの検討が始まり、今年度末までに結論を出す。

 懇談会は衣奈、白崎、由良の3地区に分けて開催。この日の衣奈が最初で、寒川正美教育長は「保護者や地域の皆さんから忌憚のない意見や質問をいただきたい」とあいさつした。

 質疑では参加者から「仮に統合するとすれば、新しい小学校を設置する場所はどこになるのか」「統合の方向に進めば、時期はいつごろになるのか」などという質問があり、寒川教育長はそれぞれ「統合校の場所は今後設置する統合検討委員会で検討することになるが、防災面などを考えて決めていく必要がある」「統合時期については既設の校舎を活用すれば、最短で来年から2年間となるが、新しい校舎を建築するとなれば、一般的に4、5年はかかる」などと回答した。

 ほか、「統廃合のメリットとデメリットは?」「統合校には廃校となった衣奈中学校を活用してはどうか」などという質問や提案もあったが、統合に反対する声はなかった。

 30日に白崎小学校、10月2日に由良小学校でも開催する。

写真=参加者の質問に答える寒川教育長㊥(衣奈小学校で)

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