地方自治体の財源不足を補う2020年度普通交付税(地方交付税)の配分先と金額が決定した。

 和歌山県では、県に前年度比2・4%増の1730億2997万7000円、30市町村に全体で前年度比1%増の1096億1873万7000円が配分される。

 県分は、普通交付税と別に臨時財政対策債発行可能額が153億85万9000円(前年度比7・6%減)となっており、両方を合わせた実質的な普通交付税額は1883億3083万6000円(1・5%増)。同様に市町村分は全体の臨財債発行可能額が121億5474万8000円(7・9%減)で、実質的な普通交付税額は1217億7348万5000円(0・05%増)。

 日高地方の各市町普通交付税額は次の通り(カッコ内前年度比)。

 御坊市=27億1875万9000円(3・7%増)▽美浜町=15億334万1000円(7・2%増)▽日高町=17億4126万円(8・1%増)▽由良町=16億3244万9000円(8・7%増)▽印南町=20億1073万5000円(5・4%増)▽みなべ町=30億5778万2000円(0・2%増)▽日高川町=36億9451万3000円(2・0%増)