今年も上半期が終わり、下半期に入った。上半期のニュースは新型コロナウイルス一色。日高地方でもコロナの影響は大きく受けた。そんな上半期を本紙ホームページの記事アクセスランキングで振り返る。

 1位は「AQUOSの除菌スプレー 新型コロナで需要急増(2月27日掲載)」。コロナが始まってからはマスクや除菌など対策に関連する商品の需要が高まり、値上がりや在庫不足などが多く発生した。そんな中、御坊市野口に工場を置く清涼飲料水の製造・販売、アクオスが製造する除菌スプレーにも注文や問い合わせが殺到していることを報じた。

 2位は「新型コロナウイルス和歌山でも感染2人(2月14日)」。日高地方関係ではないが、2月13日で県内初の感染者、翌14日に2人目の感染者が発生したことを報じた。和歌山県は感染者の発生が早かったため、全国からも注目が集まった。

 3位は「新型肺炎 日高地方の学校行事等も影響(1月31日)」。国内の感染者増加に伴い、日高地方の各学校が予定していたイベントを中止したことを報じた記事。USJや白浜アドベンチャーワールド、マリーナシティなどで予定していたお別れ遠足の中止が多く、卒業生と楽しむ最後のイベントにも影響した。

 4位は妊婦に届いたアベノマスク、5位は学童野球への影響、6位は臨時交付金の使い道と続き、30位までの内、半分をコロナ関係が占めた。

 再び国内の感染者数も増え、第二波が予想されるが、最近は予防グッズの寄贈や経済対策関連の記事も増えている。下半期は、第一波を経験し、コロナの中でも助け合い強く生きる人々の姿を報じる記事が紙面をにぎわすことを願いたい。(城)