日高町は30日、農村環境改善センターで職員の防災研修を行い、避難所運営を担当する職員ら10人が新型コロナウイルス感染防止対策を確認した。

 総務課防災担当職員が感染防止対策として、「手洗い、咳エチケットを徹底し、避難者間のスペースは2㍍程度確保する」などと説明。避難者が受け付けを行う際、「発熱がないか」「激しい咳症状がないか」などのチェックシートを活用することも確認した。

 市販されている段ボールの間仕切り設置にも取り組み、12枚のパーツ(段ボール)を組み立て、高さ約1・5㍍、縦横約2㍍の間仕切りを作り、大人が3人程度までゆっくりと寝転べるスペースを完成させた。

 町では段ボールの間仕切りを10セット購入しており、中央公民館などの避難所に置き、避難所開設時に使用する。

写真=段ボールの間仕切りを作る職員